2010年11月3日水曜日

デッサンとは

 デッサンとは一般的には紙に鉛筆、コンテ、パステルなどで人物・静物・風景などを「立体的に描くために陰影をつけた絵」だとされています。一見とっつき易いイメージをもたれるデッサンですが、ヨーロッパで発達した、この画法は西洋の考え方そのものです。それは白い紙を何もない空間に見立て、そこへ建物を建てるように組み立てていきます。遠近法と明暗法を手立てとし、物体を奥行きのある空間に存在するものとして描写する訓練は造形の基礎の重要なひとつです。
陽香

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